NIIJIMA ACTION
新島ミライプロジェクト発足
東京の島、11島へ配布を目指し
スタートしました。
島内全家庭からプラスティック洗濯バサミを
回収しと交換。
ユニークな取り組みで経済活動と海の環境問題をじぶんごととして捉え、島民全員で取り組む島
あたらし島 新島村
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Photo by 新島村観光協会
OUR STORYS
海洋ごみによる海の汚染
年々汚れていく海に危機感を感じている島の人々と漁業従事者
東京都新島村に住んでいる住民、そして漁業従事者たちは温暖化の影響で
台風のたびに失われる島の交通網や
観光スポット、海洋ごみの増加による景観損失に心を痛めていました。
また年々減り続ける人口と高齢化それに伴う漁師と特産物の“くさや”の生産量減少といった
新島だけでなく東京島しょ共通の問題に歯止めをかけたいとの思いから
美しかった海を再び取り戻すことを目的とした
プロジェクトを発足しました。
![](https://mondial.tokyo/wp-content/uploads/2021/07/fish-2494176-scaled.jpg)
Photo by pixabay
新島は現在人口が2,488人(2020年時点)の伊豆諸島にある島のひとつで
ここ20年で人口が4分の3程にまで
減少しています。
また温暖化の影響で海面が上昇し、台風により沿岸道路が遮断されてしまったり
海洋ごみ(海岸漂着物等)がここ数年で
100トン以上にのぼり
全て島内で処理しなければいけないなど
大きな課題を抱えています。
さらに島の大きな産業のひとつである
漁業においても
平成11年に116名の正組合員がいた漁師は
現在では38名に減少。
それに伴い「ひもの」の生産量も平成11年の
原料仕入量445トンから71%減。
これにより16軒あった「ひもの」販売所が、
現在では6軒にまで減少してます。
![](https://mondial.tokyo/wp-content/uploads/2021/07/niijimahimono-1024x690.jpg)
Photo by 新島村水産加工業協同組合
島の伝統的な食文化である
魚の干物”くさや”
独自の食文化と産業を大切にし
海の環境をまもりながら
地域産業との両立をはかり
漁業関係に従事する深刻な
後継者不足の解消もめざします。